目的
利用者を一人の人と理解し、その人の望む暮らしを支える専門職となることができる。
全人的な人の理解からケアを組み立てるという思考過程を身につけることができる。
認知症ケアの目指す「パーソンセンタードケア」を理解し、実現するための工夫ができる。
個々の生活の在り方を大切にし、その人に合ったケアを考えることができる。
職員を巻き込み、望むケアに向けた実践が展開できる。
人材像
理念を共有でき、職員と協同して望むケアを追求していくことができる職員となる。
認知症の進行状態を捉え的確なケア方針を立てられ、組織の中で認知症ケアの中核となる職員となる。
認知症による行動・心理症状を問題としてではなく捉えることができ、その人の生活課題としてアセスメントから捉え、解決に向けた取り組みを実施することができる職員となる。
職員の現状を正当に捉え、利用者の生活課題に対して、職員と共に取り組むことができる。
自己の理解と、他人の理解ができる。
研修方針
利用者を理解できるよう、相手の立場に立つことを意識する。
演習を中心に、体験を振り返りながら学ぶ。
積極的に意見を出し参加する。また他者の考え方から様々な視点を学び、視野を広げる。
自身の経験を現状を振り返り、気付いたことから学びを深める。
知識を意識して使う。
学ぶ事は楽しいと思える。
カリキュラム
1.オリエンテーション、パーソンセンタードケアの理解
ねらい(到達目標)
この研修のねらいを理解し、共に学ぶ仲間を知る。自分自身が持っている認知症の概念を意識する。介護・看護で共同しながら生活支援をする弊社のコンセプトを共有する。また認知症ケア理念であるパーソンセンタードケアの考え方を確認する。
2.認知症とはⅠ中核症状の理解
ねらい(到達目標)
現場の中で、認知症高齢者が表現(言動)していることから、認知症の核となる症状である”中核症状”を理解すると共に、認知症の人の立場に立ち想像することを通して、日常の困りごとについて共感的理解を深める。
3.認知症とはⅡ行動・心理症状の理解
ねらい(到達目標)
中核症状に伴って心理的反応として表れる”行動・心理症状”を理解し、認知症という病気を持って生きる事の理解を深め、行動・心理症状として表現されていることの背景因子や当事者の内的体験に関心を向けられる。また、中核症状から行動・心理症状まで他の職員へ伝える準備ができる。
4.障がいと生活の捉え方~環境が与える影響を考える~
ねらい(到達目標)
国際生活機能分類(ICF)の考え方を学び、利用者のできない事だけを捉えるのではなく、出来る事も正当に捉えることも踏まえ、正当に「人」を理解するための視点を養う。また、正当に利用者を捉える上で”生活機能の視点”を活かした観察方法を学ぶ。
5.対人援助職、抗認知症薬とケアの関係
ねらい(到達目標)
対人援助職である私達が身に着ける技術とは。人を見る仕事である私達は、自分がどんな人なのかを知る必要がある。認知症の知識として、抗認知症薬とケアの関係について学ぶ。
6.コミュニケーションの本質と認知症ケアにおける関係性の構築
ねらい(到達目標)
看護・介護共に仕事の中で「うまく伝わらない」と感じた場面を共有し、どのようにすれば「伝わる」ということになるかを、具体例のアセスメントから振り返り、具体策を検討する。
7.意思決定支援と権利擁護
ねらい(到達目標)
尊厳を守る事、人権を尊重することは、具体的にどのようにする事か事例を通して検討する。高齢者虐待防止法について、専門職の責務、虐待とは、虐待の起こるメカニズムと不適切ケアについて学び、虐待・拘束の定義と具体的内容について考え、人権を尊重することの重要性を理解する。
申し込みから受講まで
①申し込みサイトよりお申し込みください。
②申し込みから5日以内に受講料お支払いの連絡メールが届きます。メールが届かない場合は櫻井(080-1234-2994)まで連絡ください。
③受講料をお支払いください。
④受講日の1週間前を目途に当日のZOOM情報をメールにてご案内します。メールが届かない時は櫻井(080-1234-2994)まで連絡ください。
⑤受講終了後、受講者名を記載した受講証明証をメールにて送付すます。
※受講者の変更は構いません。その場合は事前、もしくは当日にその旨をお申し出ください。
※やむを得ない事情により開催日を変更する場合がございますのでご了承ください。